「Webマーケターになりたいけれど、何から始めていいか分からない…」
そんな悩みを抱えているあなたは、具体的な方法を知りたいとおもいませんか。
結論から言うと、下記3つのポイントをバランスよく積み重ねることが重要です。
この3つのポイントをクリアするおすすめの方法は、Webマーケティングスクールを活用することです。
費用はかかりますが、効率的にWebマーケティングスキル・経験を身につけることが可能です。
とはいえ、万人におすすめの方法はありません。
そこで現役Webマーケターのワタリが、未経験からWebマーケターになる方法を徹底解説します。
この記事を参考に、あなたにぴったりのWebマーケターになる方法を見つけてくださいね。
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
<プロフィール>
- 職歴18年の現役WEBマーケター
- 総合広告代理店→ネット専業代理店→WEBマーケティング会社を渡り歩く
- WEBサイト構築・WEB広告・DSP・SEO・などデジタルマーケティング全般の経験豊富
そもそもWebマーケターとは
ここ数年Webマーケターという職業が注目されていますが、そもそもWebマーケターとは何でしょうか。
Webマーケターとは、Webを中心としたネットサービスを利用してマーケティング活動を企画、実行する職種です。
若手社会人の『悩み』と『疑問』に答えるポータルサイトCANVAS より引用
では、Webマーケターの代表的な業務を5つ紹介しましょう。
- Web広告の運用管理と改善提案
- SEO対策の実施と改善提案
- SNS広告の運用管理と改善提案
- ECサイトの運用
- Webサイトのアクセス解析と改善提案
これらの業務を幅広く対応するためには、基礎知識と実践スキルが重要になります。
Webマーケターの種別
WEBマーケターとひとことで言っても、所属する企業や部署によって、役割や守備範囲が大きく変わります。
下記にWebマーケターの種別を4種類にまとめましたので、参考にしてください。
種別 | 主な仕事 | 所属部署や所属会社の例 |
①メーカー・事業会社のWebマーケター | リアル事業を主とするメーカーや、サービス業などの企業でWebマーケティングを担当する。 | 宣伝・広告・営業・販促・広報などの部署。Webを活用している部署は全て該当。 Webサイトの統括担当者から、ECサイトの担当、ネット広告出稿担当など実に多様。 |
②ネット専業事業会社の Webマーケター | 主に個人向けのオンライン事業サービスを提供する。 | Google、Amazon、Yahoo!やオンラインゲームを展開するDeNAなど多数。 |
③広告代理店・コンサルタント会社のWebマーケター | 主に①の企業に対してコンサルティングや企画提供業務を行う。 | 広告代理店、Webマーケティングコンサルティング会社など。電通・博報堂などの従来の広告代理店のネット担当者。サイバーエージェント、オプトなどのネット系広告代理店営業など。 |
④ソリューション提供会社の Webマーケター | 主に①、②の企業に対して、ツールや仕組みを提供する。3と提携することが多い。 | Web接客ツール、マーケティングオートメーション、メール配信システム、デジタルサイネージなどを提供している企業の企画開発者や営業、コンサルタント。 |
『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!』を参考に作成
ワタリは種別③の広告代理店・コンサルタント会社のWebマーケターに近いです。
あなたが目指したいWebマーケターの種別を、事前に検討しておきましょう。
Webマーケターの仕事内容
WEBマーケターの仕事内容は、マーケターの種別によって変わります。
一例としてワタリの所属するWebマーケティング会社での、仕事内容を紹介します。
Web広告運用担当者と、Webマーケティングコンサルタントの2名です。
- 予算管理・広告初期設定・広告改善案作成といったオペレーション業務が中心
- 広告成果最大化がミッション
- 担当するクライアントとの定例ミーティングや、Webマーケティングの改善提案が中心
- ライアントのWebマーケティングを成功に導く重要な役割を担っている
もっと具体的な仕事内容を知りたい人は、下記の記事を参照ください。
Webマーケティングスクールおすすめ14選【現役Webマーケターが厳選】
Webマーケターのやりがい
Webマーケターのやりがいは、なんといっても顧客の成果に貢献できた時です。
具体例を3つ紹介しましょう。
- 継続的にリスティング広告の運用改善をすることで、問い合わせ件数が2倍になった
- SEO効果のあるコラムを追加したところ、狙ったキーワードで検索結果の1位を獲得できた
- ECサイトの導線改善と問い合わせフォーム最適化をすることで、売上が3倍になった
このような成果が出て、クライアントに感謝される瞬間は何よりの喜びです。
Webマーケターの辛い点
Webマーケターは非常にやりがいのある仕事ですが、辛い点もあります。
代表的な例を3つ紹介しましょう。
- 作業量が多いので残業が多くなりがち
- Webマーケティングの成果がなかなか出ないとき
- 最新のWebマーケティング知識を学び続けなければならない
Webマーケターはカッコいいイメージがありますが、実際は地味でプレッシャーの多い仕事です。
このような側面があることも理解した上で、Webマーケターを目指しましょう。
Webマーケターをおすすめする5つの理由
Webマーケターをおすすめする理由は次の5点です。
- 市場の成長性
- Webマーケターの希少性
- 自由度の高い働き方ができる
- 平均年収が高い
- 副業で稼ぎやすい
詳しく解説していきますね。
1.市場の成長性
上記のグラフは、2023年度のインターネット広告媒体費における総費用の推移です。
2018年以降、右肩上がりに成長しているのが分かります。
コロナ禍がピークだった2022年でも、対前年比115.0%の伸びを見せています。
2024年も対前年比108.4%の予測となっており、勢いが止まりません。
インターネット広告はWebマーケティング分野の1サービスではあります。
とはいえ、Webマーケティング市場全体の成長性を物語っていることに、疑いの余地はありません。
2.Webマーケターの希少性
Webマーケティングの市場は拡大傾向ですが、Webマーケターは慢性的に不足しています。
上記のデータは、マーケティング専門Webメディア「Agenda note」が2020年5月に実施した調査データの一部です。
- 調査内容:「マーケティングの人材育成に関する調査
- 調査対象:経営者、マーケティング責任者、マネージャー
- 調査人数:101名
「マーケティング人材が足りているか」という質問に対して、75%超の企業が「足りていない」と回答しています。
マーケター全体に対する調査ではありますが、Webマーケターに限定しても、不足していることは明らかです。
ワタリも様々なお客さんと接する中で、Webマーケター不足の声をよく耳にします。
「本来は営業だけど、兼任でWebマーケターも担当している」
「Webマーケティングの専門部署が無いので、期間限定のプロジェクトチームで対応している」
こういったケースは少なくありません。
3.自由度の高い働き方ができる
Webマーケターは需要が多いため、業種・規模を問わず、様々な企業で働くチャンスがあります。
しかも、オンラインで仕事が完結することが多いので、リモートワークをしやすい職業のひとつです。
ワタリも出勤は週2回で、残りの3日はリモートワークを行っていますが、非常に快適です。
フルリモートが可能な会社で働くことができれば、さらに自由度が上がります。
通勤ラッシュとも無縁な生活を送れますし、好きな地域へ移住することも可能です。
4.平均年収が高い
Webマーケターは平均以上の年収が期待できます。
上記のグラフはdoda発表の、2023年版平均年収ランキングを元に作成したものです。
インターネット/広告/メディア業種の人は、全ての年代で全職種平均年収を上回っています。
年収アップを目的に、Webマーケティング業界へ転職する人が多いのも納得です。
5.副業で稼ぎやすい
Webマーケティングのスキルがあれば、副業で稼ぐこともできます。
クラウドワークスやランサーズでは、Webマーケティング関連の依頼案件が多く掲載されています。
代表的な案件を4つ紹介します。
- リスティング広告の運用代行
- Webサイトの制作
- Webサイトのデザイン
- Webメディアに掲載する記事のライティング
ある程度Webマーケティングスキルが身についたら、試してみるのもいいでしょう。
Webマーケターの年収相場
Webマーケターは年収が高そうだけど、実際の年収相場を知りたいとおもいませんか。
そんなあなたのために、doda発表の2022年版平均年収ランキング調査のデータを元に、平均年収をまとめてみました。
平均年収
- 平均年収:423万円
- 男性:469万円
- 女性:381万円
- 20代:364万円
- 30代:457万円
- 40代:536万円
- 50台~:629万円
出典:2023年版doda 平均年収ランキング【最新版】(年齢・年代別の年収情報)
全業種の平均年収が414万円に対し、インターネット/広告/メディア 業種の平均は423万円です。
平均よりも9万円高いことが分かります。
私のWebマーケター転職体験談【実話】
ワタリは30代前半で、Webマーケティング業界に転職しました。
転職体験をまとめたので、これからWebマーケティング業界に転職したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【職歴】
大学卒業後、零細広告代理店に入社するも3ヶ月で退職。
社員数50名の総合広告代理店に転職。
入社当初は業績が良かったが、インターネット広告に完全に乗り遅れたため、業績が悪化。
年収が300万円を下回り、危機感を感じる。
転職活動をスタートし、入社7年目で見切りをつけ退職。
ブラック企業として有名な、ネット専業広告代理店に転職。
初年度の 年収は180万円アップの480万円。
大型案件の受注や昇進した結果、 30代で年収650万円達成。
しかし長時間労働とストレスがたたり、1年間休職。10年目で退職を決断。
中堅Webマーケティング会社に転職。
年収は多少下がったが、残業も少なくワークライフバランスが整う。
今年で勤続7年目。
【Webマーケターになるために努力したこと】
- 基礎知識は書籍やWebマーケティング情報サイトで吸収
- 広告代理店時代にインターネット広告をクライアントに提案・受注
- 職務経歴書に書ける実績を積み上げる
- 複数の転職エージェントに登録
- ネット専業代理店やIT企業の求人情報を常にチェック
- 業務終了後や有休を利用して面接を受け続ける
Webマーケティング業界に転職することで、人生が好転しました!
未経験からWebマーケターになるための4つの方法【基礎編】
未経験からWebマーケターになるには下記4点が重要です。
まずは基礎編からです。
- 書籍で基礎知識を学ぶ
- オンライン動画学習サイトで基礎知識を学ぶ
- Webマーケティング情報サイトで最新情報を仕入れる
- Webマーケティング関連の資格を取得する
では具体的に説明していきましょう。
1.書籍で基礎知識を学ぶ
手軽にWebマーケティングの基礎を学ぶには、書籍がおすすめです。
いきなり専門性の高い書籍は挫折するので、基礎から学べる書籍を選びましょう。
ここではおすすめの書籍3冊を紹介します。
サクッとわかる ビジネス教養 マーケティング
- 初心者でもマーケティングの概要が分かる
- 図解が豊富なので、ちょっとした空き時間でも勉強できる
- ドン・キホーテ、バンダイ、サントリーなどの事例解説が豊富
マンガでわかるWebマーケティング Webマーケッター瞳の挑戦!
- マンガ+文章形式なので、Webマーケティング初心者でも理解しやすい
- Webマーケティングで失敗しがちな点が、分かりやすく解説されている
- ストーリーを追うだけで、Webマーケターの仕事内容が分かる
沈黙のWebマーケティング ─Webマーケッター ボーンの逆襲─
- 493ページとかなりのボリュームだが、ラノベ形式で読みやすい
- Web担当者が体験するトラブルと改善策が、分かりやすく解説されている
- Webマーケティングに限らず、マーケティング全体の知識も得られる
2.オンライン動画学習サイトで基礎知識を学ぶ
書籍が苦手なひとは、オンライン動画学習サイトがおすすめです。
手軽に視聴できるので、スキマ時間などをうまく活用して学習してみましょう。
ここではおすすめの動画学習サイトを3つ紹介します。
GoogleDigitalWorkshop(デジタルワークショップ)
- Googleが無料で公開しているデジタルマーケティング学習ツール
- 動画で学習するため初心者でも取り組みやすい
- コース受講後に最終試験に合格することで認定証を取得可能
Googleアナリティクスアカデミー
- Googleが無料で提供しているGoogleアナリティクスの学習ツール
- Googleアナリティクスの初心者から上級者まで学ぶことが可能
- Googleタグマネージャーについても学ぶことができる
ferret Webマーケティング講座
- ferretのWebマーケティング学習コンテンツ
- Webマーケティングの基礎を体系的に学ぶことが可能
- BtoB向けコース、BtoC向けコース、EC向けコースの3つで構成されている
3.Webマーケティング情報サイトで最新情報を仕入れる
Webマーケティングの最新情報をキャッチするなら、Webマーケティング情報サイトがおすすめです。
プロのWebマーケターもチェックしているサイトを3つ紹介します。
MarkeZine
- IT・ビジネス系書籍を出版する、翔泳社が運営するマーケター向け専門メディア
- デジタル広告・マーケティング領域を広くカバー
- 最先端ニュース、業界スペシャリスト記事、先進的企業のマーケティング事例などが豊富
Web担当者Forum
- 企業デジタルマーケティングの実践情報サイト
- 企業のWebサイト構築・運用・活用ノウハウを解説記事中心に発信
- 解説記事・ニュース・コラムなどの多彩なコンテンツが用意されている
ferret
- 約70万人のマーケターに読まれているWebメディア
- SEO、SNSマーケティング、Web広告、MA(マーケティングオートメーション)などの記事が豊富
- IT関連企業の最新記事も充実している
4.Webマーケティング関連の資格を取得する
転職活動時のアピールとして、Webマーケティング関連の資格取得もおすすめです。
ここでは代表的な資格を3つ紹介します。
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ) は、Googleアナリティクスをどれだけ使いこなせるかを測るための資格です。
取得必須のWebマーケティング会社も多いので、早めに準備しておいても損はありません。
SEO検定
SEO検定は一般社団法人日本SEO協会が主催する、SEO対策知識を証明する資格試験です。
SEO知識の証明として、取得しておいても良いでしょう。
Web解析士
Web解析士資格は、一般社団法人ウェブ解析士協会が証明する資格です。
Web解析士はWebサイト解析のみならず、Webマーケティング全体の効率化や改善も行います。
未経験からWebマーケターになるための5つの方法【実践編】
未経験からWebマーケターになるには下記5点が重要です。
ここでは実践編になります。
- マーケティング部署に異動する
- 社内でWebマーケティングのプロジェクトに参加する
- 自分でブログを運営してみる
- クラウドソーシングでWebマーケティング案件を請け負う
- Webマーケティングスクールで学ぶ
様々なアプローチ方法があるので、あなたに合った方法を見つけましょう。
詳しく解説していきますね。
1.マーケティング部署に異動する
あなたの勤務先にマーケティング部があれば、異動できないか検討してみましょう。
はじめは慣れない業務や、専門用語に戸惑うかもしれませんが、手っ取り早い方法です。
Webマーケティングに触れる機会も多いはずなので、経験・スキルをしっかり積み上げていきましょう。
Webマーケティング業界に転職するチャンスです。
2.社内でWebマーケティングのプロジェクトに参加する
あなたの勤務先にマーケティング部が無い場合は、社内のWebマーケティングプロジェクトに参加できないか探ってみましょう。
コーポレートサイトのリニューアルや、メルマガ配信、Webマーケティングツールの選定などの機会はチャンスです。
プロジェクトが成功すれば、継続的に関われる可能性があります。
職務経歴としても記載できるので、転職活動などでしっかりアピールしましょう。
3.自分でブログを運営してみる
勤務先でWebマーケティングに関わる機会が無い場合、自分でブログを立ち上げるのも手です。
サイト設計、Webデザイン、SEO対策、Webライティング、アクセス解析といったスキルを、総合的に身につけることが可能です。
アフィリエイト広告を設置して、収益化できれば転職活動でアピールできます。
ブログを運営すると様々なスキルが身につきますよ!
4.クラウドソーシングでWebマーケティング案件を請け負う
いきなりWebマーケティング案件を請け負う方法もあります。
初心者におすすめなのは、Webライティング業務です。
クラウドワークスやランサーズでは、Webライティング業務がけっこう見つかります。
Webライティング業務は、ブログ運営者や情報サイト運営者に代わって、記事を執筆する仕事です。
1文字0.5円〜1.0円程度で2,000〜3,000文字程度を執筆する案件から、スタートすると良いでしょう。
高品質な記事を執筆できるようになると、文字単価を上げることも可能です。
副業として取り組むのもアリですね。
5.Webマーケティングスクールで学ぶ
「多少費用はかかってもいいから、Webマーケティングの基礎と実践力を効率的に身につけたい」
そんなあなたには、Webマーケティングスクールを強くおすすめします。
Webマーケティングの基礎・実践経験の両方を身に付けることが可能です。
おすすめのWebマーケティングスクールは下記3校です。
(クリックで公式サイトへリンク)
転職サポートや案件紹介が充実しているスクールも多いので、無料のWeb説明会で確認しておきましょう。
Webマーケティングスクールの選び方については、解説記事があるので下記を参考にしてみてください。
Webマーケティングスクールおすすめ15選【現役Webマーケターが厳選】
未経験からWebマーケターになるための6つの方法【転職編】
未経験からWebマーケターになるには下記6点が重要です。
ついに転職編です。
- 最新の履歴書・職務経歴書を準備する
- 転職エージェントに登録する
- 転職に強いWebマーケティングスクールのサポートを受ける
- 現役Webマーケターから話を聞く
- 面接対策をする
- Webマーケティング関連の求人に応募する
1.最新の履歴書・職務経歴書を準備する
転職活動の第一歩は、最新の履歴書・職務経歴書の準備です。
これまでの職務経歴の棚卸からはじめると良いでしょう。
いい案件があれば、すぐに応募できるように、常にアップデートしておきましょう。
2.転職エージェントに登録する
効率的に転職活動を行うには、転職エージェントへの登録は必須です。
ワタリは過去3回転職していますが、複数の転職エージェントに登録していました。
「リクルートエージェント」「マイナビ転職」「マスメディアン」は登録しておいて間違いありません。
1社ではなく、複数社に登録しておくのが大事です。
3.Webマーケティングスクールの転職サポートを受ける
Webマーケティングスクールで学んでいる人は、スクールの転職サポートを有効活用しましょう。
スクールにもよりますが、転職サポートがあればしっかり活用すべきです。
現役Webマーケターの職務経歴書指導や企業紹介があれば、転職できる確率が格段に上がります。
4.現役Webマーケターから話を聞く
知り合いにWebマーケターがいれば、転職の相談に乗ってもらいましょう。
仕事内容、収入、キャリアパスなど、当事者の話は参考になるはずです。
相談する人がいない場合は、ワタリ宛に質問をいただければ、可能な範囲で回答いたします。
5.面接対策をする
転職全般に言えることですが、事前の面接対策は重要です。
ワタリは転職エージェントのコンサルタントに、しっかり面接対策をしてもらいました。
自分では気づきにくい点も多いので、プロにしっかりチェックしてもらいましょう。
面接対策は入念に行いましょう!
6.Webマーケティング関連の求人に応募
気になるWebマーケティング関連の求人があれば、積極的に応募しましょう。
とにかく数をこなすことが重要です。
ワタリも転職活動中は20〜30社に応募しました。不採用になってもあきらめず、運命の1社に出合うまで活動を続けましょう。
Webマーケターに求められる7つの資質
現役Webマーケターのワタリが実感した、Webマーケターに求められる資質は7つです。
これからWebマーケターを目指す人は参考にしてください。
- 論理的思考
- 仮説検証思考
- ストレス耐性
- ITツール活用スキル
- 最新テクノロジーに対する興味・学習意欲
- コミュニケーション能力
- 人間性の高さ
詳しく説明していきますね。
1.論理的思考
Webマーケティングの世界では、施策の大部分が数値で可視化されます。
Webマーケティングでよく使う代表的な数値を紹介しましょう。
- PV(ページビュー):訪問者にどれだけWebページを見てもらえたか
- UU(ユニークユーザー):何人がWebサイトに訪れたか
- CV(コンバージョン):どれだけ成果が出たか
「なんとなく良さそうだから、この施策を打ってみよう」
というような感情的思考はNGです。
Webマーケターは各数値を分析した上で、論理的な施策を打つことが求められます。
Webマーケターは、ロジックが求められる職業です。
2.仮説検証思考
Webマーケター初心者がやりがちな失敗のひとつは、数値におぼれてしまうことです。
Googleアナリティクスなどの分析ツールを使うと、膨大な数値をはじき出すことが可能です。
「あらゆるデータをダウンロードしたけれど、全く傾向がつかめなかった」
笑い話のようですが、現場ではよくある話です。
このような失敗をさけるためには、仮説検証思考が重要です。
「問い合わせ件数が下がっているのは、問い合わせフォームが分かりづらいからではないか」
といったように、ある程度仮説を立てた上で、検証を行う姿勢が重要です。
仮説を立てないと、時間がいくらあっても足りません。
3.ストレス耐性
ワタリはWebマーケターに転職して17年になりますが、当初はかなりのストレスを感じました。
Webマーケターが感じる代表的なストレスを紹介します。
- スキル・経験が足りないため、慢性的に残業が増える
- 常に成果を求められるため、クライアントからプレッシャーを感じる
- 一定の成果がでるまでに時間がかかる
- Webマーケティングは改善余地が多いので、キリが無い
経験を積めば慣れてきますが、ストレス耐性があるに越したことはありません。
4.ITツール活用スキル
WebマーケターならWord、Exell、Powerpontといったビジネスソフトウェア活用は、必須スキルです。
Googleアナリティクス・サーチコンソールといった分析ツールに関しては、もはや商売道具です。
会社によっては、有料のSEO順位チェックツールなどを業務で使うことも多くなっています。
ITツールの活用は研修で学ぶ場合もありますが、自分自身でも積極的に学ぶ姿勢も重要です。
ITツールは使って慣れるしかありません。
5.最新テクノロジーに対する興味・学習意欲
厳しいことを言うようですが、Webマーケターは最新テクノロジーを学び、業務で活用していく能力がないとつとまりません。
なぜならWebマーケティングの世界では、最新テクノロジーの活用が成果に大きく影響するからです。
最新テクノロジーに興味をもち、Webマーケティングに活かそうとする姿勢は、Webマーケターにとって必要な資質です。
6.コミュニケーション能力
顧客のWebマーケティングを成功に導くために、Webマーケターは多くの関係者と関わりながら、業務を行います。
具体的にはWebマーケティングを依頼された顧客、社内の営業担当者、Web制作担当者、外部のパートナーなど、さまざまです。
これらの関係者と強力して業務を行うには、コミュニケーション能力が重要になります。
デジタルな仕事だからこそ、コミュニケーションは重要です。
7.人間性の高さ
ワタリの所属する会社では、未経験でもWebマーケターを採用しています。
応募者はWebマーケティング経験があった方がいいですが、人間性をいちばん重視しています。
具体的には、
- クライアントや社内外の関係者に、きちんと接することができるか
- アドバイスに対し、素直に受け入れて行動することができるか
- クライアントの課題を自分事としてとらえることができるか
といった点になります。
技術的なことや知識は後から身につけられますが、人間性の高さはすぐに身につくものではないからです。
Webマーケター志望者のよくある質問
- 未経験からWebマーケターになることは可能ですか 。
-
難易度は高いですが、可能です。探せば未経験者でも採用しているWebマーケティング会社もありますが、基本的には経験者が優遇されます。
- Webマーケターは文系・理系どちらが有利ですか。
-
結論としては文系・理系はあまり関係ありません。
理系の方が有利な印象がありますが、文系のWebマーケターもたくさんいます。
- Webマーケターのスキルは副業で役に立ちますか。
-
結論としてはかなり役に立ちます。
クラウドワークス・ランサーズなどでは、Webマーケティングスキルが必要な案件が数多く募集されています。
- Webマーケターはリモート・在宅で働けますか。
-
リモート・在宅でも十分働けますが、会社の方針に左右されます。
ワタリはコロナ禍がピークの時は、ずっと在宅で仕事をしていました。
最近は週2回だけ出社しています。
- Webマーケターは成果を出せないとクビになりますか。
-
よほどのことが無い限り、クビにはなりません。
成果はWebマーケターだけの責任ではありません。
営業、Web制作担当者、広告運用担当者も間接的に成果創出に関わっているからです。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
最後にまとめです。
未経験からWebマーケターになるには、下記の3点がポイント。
- 基礎知識の習得
- 実践経験
- 転職活動
具体的な方法は基礎編・実践編・転職編の3つに分かれます。
- 書籍で基礎知識を学ぶ
- オンライン動画学習サイトで基礎知識を学ぶ
- Webマーケティング情報サイトで最新情報を仕入れる
- Webマーケティング関連の資格を取得する
- マーケティング部署に異動する
- 社内でWebマーケティングのプロジェクトに参加する
- 自分でブログを運営してみる
- クラウドソーシングでWebマーケティング案件を請け負う
- Webマーケティングスクールで学ぶ
- 最新の履歴書・職務経歴書を準備する
- 転職エージェントに登録する
- 転職に強いWebマーケティングスクールのサポートを受ける
- 現役Webマーケターから話を聞く
- 面接対策をする
- Webマーケティング関連の求人に応募する
参考にしてもらえると、ありがたいです!
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