「Webマーケターを目指しているけれど、自分に適性があるか分からない」
あなたはそんな悩みを抱えていませんか。
まず結論からお伝えすると、Webマーケターにとって最も重要な能力は「論理的思考力」です。
この記事では現役Webマーケターのワタリが、Webマーケターに向いている人・向いていない人の7つの特徴を詳しく解説しています。
記事の最後には未経験からWebマーケターになる方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
<プロフィール>
- 職歴18年の現役WEBマーケター
- 総合広告代理店→ネット専業代理店→WEBマーケティング会社を渡り歩く
- WEBサイト構築・WEB広告・DSP・SEO・などデジタルマーケティング全般の経験豊富
Webマーケターに向いている人の特徴7選
Webマーケターに向いてる人の特徴は下記7点になります。
(クリックで該当記事へリンク)
Webマーケーターは、7つの特徴すべてを持っていればベストです。
とはいえ、最初から全ての特徴を持っている人は多くありません。
Webマーケター初心者はまず、「論理的思考力」を身に付けることが重要です。
1.論理的思考ができる人
Webマーケティングの世界では、成果状況が全て数字で可視化されます。
そのためWebマーケターは、数字を元にした論理的な提案を行います。
具体的な例を見てみましょう。
このように、Webマーケティングの世界では数字を使った、論理的思考が常に求められます。
2.数字を扱うことが好きな人
論理的思考ともつながりますが、数字を扱うことが好きな人も、Webマーケターに向いています。
Webマーケティングの世界には実に様々な指標があります。
基礎的な指標だけでも4種類あります。
- PV(ページビュー)数::訪問者が広告やWebページを見た回数
- クリック数:Web広告などを見たユーザーが実際にクリックした数
- セッション数:自然検索やWeb広告経由などで、サイトに訪れた回数
- CV(コンバージョン)数:Webサイトで購入などの成果が発生した件数
上記以外にも、ユニークユーザー数・離脱率・直帰率・平均滞在時間・CVR・CPA・ROASなど、 様々な指標が存在しています。Webマーケターは、各指標を使った様々な改善方法も求められます。
Webマーケティング初心者にとっては悪夢のような世界ですが、数字を扱うことが好きな人にとっては 魅力的な世界です。
3.最新ITテクノロジーに興味がある人
Webマーケティング業界は、最新ITテクノロジーと密接に関わっています。
最新ITテクノロジーを使ったマーケティング手法や、広告メニューの進化は驚異的です。
参考までに、1990年から2021年までのWebマーケティングテクノロジーをまとめてみました。
年代 | テクノロジー |
---|---|
1990年頃 | バナー広告・メール広告が登場 |
2000年頃 | リスティング広告・アドネットワーク広告が登場 |
2005年頃 | 行動ターゲティング広告が登場 |
2007年頃 | Google広告で機械学習による広告の自動入札が開始される |
2011年頃 | オーディエンスターゲティング広告が登場 |
2011年頃 | DSP(Demand SidePlatform)を使った広告配信手法が登場 |
2012年頃 | DMP(Data Management Platform)を使ったマーケティング手法が登場 |
2014年頃 | MA(Marketing Automation)を使ったマーケティング手法が登場 |
2021年頃 | Google広告でAIテクノロジーを活用した運用商品がリリースされる |
ここ数年は生成AIを活用したWebマーケティング手法も、注目されています。
AIはもはや、マーケティングツールと言っても過言ではありません。
最新ITテクノロジーに興味があり、業務でも積極的に活用したい人は、Webマーケターに 向いています。
4.常に学び続けられる人
Webマーケターは学ぶことをやめた時点で、試合終了です。
なぜなら、Webマーケティング業界は常に進化しているからです。
進化のスピードに追いつくためには、最新のWebマーケティング手法を学び続けるしかありません。
デキるWebマーケターは激務の中でも、書籍・Webマーケティングサイト・ウェビナーなどで、 常に最新のWebマーケティング手法を学んでいます。
学ぶだけではなく業務や提案にも取り入れて、自分のスキル・ノウハウとして蓄積しています。
常に学び続けることができる人は、Webマーケターに向いています。
5.地道な作業が苦にならない人
Webマーケターはカッコいいイメージがありますが、実際は地味で泥臭いのが現状です。
- 朝はスタバに寄ってから、コーヒーの香りとともに出社
- 昼はイケてる同僚とおしゃれなレストランで、ミーティングも兼ねたランチ
- 夜は夜景の見えるホテルで、大成功したマーケティングプロジェクトの祝勝会
こんなイメージはドラマか映画だけの世界なので、忘れましょう。
基本的にWebマーケターは社内でのPC作業がほとんです。
- 朝イチからGoogleアナリティクスの画面とにらめっこして、Webサイト分析
- 明日に迫ったクライアントとの定例会資料をひたすら作成
- 担当クライアント10社の広告運用を、1日中対応
実体に近いのはこちらのイメージです。
地道なPC作業が苦にならない人は、Webマーケターに向いています。
6.コミュニケーション能力が高い人
Webマーケターにとって、コミュニケーション能力は重要な資質です。
なぜなら、Webマーケティングは、個人戦ではなくチーム戦だからです。
チーム戦はメンバーとのコミュニケーションで勝敗が決まります。
参考までにワタリの所属するWebマーケティング会社の場合で説明しましょう。
- 営業チーム:新規クライアント開拓や、Webマーケティングプランの提案
- Webコンサルタントチーム:受注した案件のコンサルティングや、Webマーケティング施策の実施、改善
- Web広告運用チーム:クライアントの広告出稿管理、予算管理、レポート作成
- Web制作チーム:クライアントのバナー広告や、Webサイトの制作
- 外部パートナー:Webページのデザイナー、コラム執筆をするWebライター、ツールベンダーとの連携
小さな案件でも最低5~6人は関わるので、コミュニケーション能力が高い人は、Webマーケターに向いています。
コミュニケーション能力は、マーケティングの上達にも大きく影響します
7.自分より年下の上司でも気にしない人
Webマーケティング業界は、実力があれば若手でも役職者になれます。
20代のマネージャー、30代の部長も珍しくありません。
30代でWebマーケティング業界に転職したら、上司が20代だった。ということもあり得ます。
「自分より年下の上司でも全く気にしない」という人は、Webマーケターに向いています。
ちなみにワタリの所属しているWebマーケティング会社は、ワタリが最年長です。
年下の上司も多いですが、フラットな会社なので毎日楽しく働いています。
Webマーケターに向いている人の特徴7選 まとめ
Webマーケターに向いていない人の特徴7選
Webマーケターに向いていない人の特徴は下記7点になります。
(クリックで記事へリンク)
1~2点は許容範囲ですが、7点全てに当てはまる人は、Webマーケターになるのは厳しいです。
1.変化を嫌う安定志向の人
Webマーケティング業界は常に変化しているといっても、過言ではありません。
なぜなら、常に最新のITテクノロジーを活用した、Webマーケティング手法が登場しているからです。
はっきり言って、変化を嫌う人にとっては、Webマーケティング業界は向いていません。
毎日決まりきった手順で、型にはまった業務が好きな人は、意識を変える必要があります。
2.最新ITテクノロジーに興味が無い人
Webマーケティング業界はITテクノロジーの進化とともに、発展してきました。
そのため、最新ITテクノロジーをマーケティングに取り入れることは宿命といっても、過言ではありません。
当然Webマーケターも、最新のWebマーケティング手法を学習し・提案する必要があります。
「私はどうも最近のIT技術に疎くて困ります」なんて言っている人は、Webマーケティング業界には向いていません。
3.数字を扱うことが苦手な人
Webマーケティングの世界では、成果状況が全て数字で可視化されます。
Webマーケターは数字で考え、数字で報告し、数字で改善提案を行う必要があります。
つまりWebマーケターの共通言語は、数字です。
そのため数字を扱うことが苦手な人は、Webマーケターに向いていません。
4.地道な作業が苦手な人
Webマーケターはカッコいいイメージがあるかもしれませんが、はっきり言って地味です。
- 1日中パソコンに向かって作業をするのは耐えられない。
- 外出してお客さんと話がしたい、接客がしたい。
- たくさんの聴衆の前で派手なプレゼンテーションをしたい
このような人は、Webマーケターには向いていません。
Webマーケティングは事前の準備や、実施した後の効果検証など、長期間に渡ることが多いです。
長いプロジェクトだと、1年以上の取り組みになることも珍しくありません。
そのため、地道な作業を長期間実行できる、忍耐強さが重要になります。
5.当事者意識の低い人
Webマーケターは、クライアントのビジネスを成功に導く、重要なミッションを持っています。
Webマーケターの提案したプランが、クライアントの業績を左右することも少なくありません。
そのためWebマーケターは、クライアント企業と同じ社員であるかのような、当事者意識が重要になります。
「代理でWebマーケティングを担当している」という感覚で仕事をしていると、必ず失敗します。
逆に「Webマーケティングを成功させて、お客さんを社内で出世させよう!」という意識の高いWebマーケターは成功します。
6.こだわりが強い職人的な人
企業に所属しているWebマーケターは、個人ではなくチームとして業務を行います。
具体的なチームとしては、営業チーム・広告運用チーム・Web制作チーム・外部SEOライターなどです。
立場や役職も異なる多くメンバーと仕事をするので、こだわりが強い職人的な人は向いていません。
なぜならこだわりが強い人は、仕事をひとりで抱え込んでしまう傾向が強く、最終的にクライアントに迷惑をかけてしまうからです。
7.ストレス耐性が低い人
Webマーケティングの世界では、成果状況が全て数字で可視化されます。
Webマーケターがクライアントに提案したプランは、良くても悪くても報告する義務があります。
成果が悪かった時にクライアントに報告する際は、かなりのストレスを感じます。
成果が良かった時はストレスがありませんが、「もっと成果を上げて欲しい」とクライアントから希望されることも多く、最終的にはストレスとうまく付き合うしかありません。
ある程度慣れてくる面も多いですが、クライアントのプレッシャーに弱い人は、Webマーケターには向いていません。
Webマーケターに向いていない人の特徴7選 まとめ
Webマーケティングとは
これからWebマーケターを目指すあなたのために、Webマーケティングについて解説していきましょう。
Webマーケティングとは、見込みユーザーをWebサイトに集客し、商品やサービス購入につなげるためのマーケティング活動です。
代表的なWebマーケティング手法は下記の7つです。
- SEO対策
- Web広告
- SNS広告
- 動画広告
- Webサイト運用改善
- コンテンツマーケティング
- メールマーケティング
範囲が広いので、SEO対策とWeb広告から学ぶと良いでしょう。
Webマーケターの仕事内容
実は「Webマーケター」とひとことで言っても、所属する企業や部署によって役職・守備範囲が変わります。
というのも「Webマーケター」の定義が、想像しているよりも幅広いからです。
具体的に企業別・部署ごとにWebマーケターを分類してみたので、下記の表を参考にしてみてください。
種別 | 主な仕事 | 所属部署や所属会社の例 |
①メーカー・事業会社のWebマーケター | リアル事業を主とするメーカーや、サービス業などの企業でWebマーケティングを担当する。 | 宣伝・広告・営業・販促・広報などの部署。Webを活用している部署は全て該当。 Webサイトの統括担当者から、ECサイトの担当、ネット広告出稿担当など実に多様。 |
②ネット専業事業会社の Webマーケター | 主に個人向けのオンライン事業サービスを提供する。 | Google、Amazon、Yahoo!やオンラインゲームを展開するDeNAなど多数。 |
③広告代理店・コンサルタント会社のWebマーケター | 主に①の企業に対してコンサルティングや企画提供業務を行う。 | 広告代理店、Webマーケティングコンサルティング会社など。電通・博報堂などの従来の広告代理店のネット担当者。サイバーエージェント、オプトなどのネット系広告代理店営業など。 |
④ソリューション提供会社の Webマーケター | 主に①、②の企業に対して、ツールや仕組みを提供する。3と提携することが多い。 | Web接客ツール、マーケティングオートメーション、メール配信システム、デジタルサイネージなどを提供している企業の企画開発者や営業、コンサルタント。 |
『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!』を参考に作成
数が多いのは③の広告代理店・コンサルタント会社のWebマーケターです。
Web広告運用担当者 1日の仕事内容
モデルケースとして、Web広告運用担当者の仕事内容をまとめてみました。
弊社若手社員のある1日のスケジュールを見てみましょう。
メールチェック・バックログ確認
日次の広告運用管理表を更新
広告予算の消化状況をチェック
広告チームのMTG(広告運用状況の報告)
クライアントA社 Google/Yahoo広告初期設定
クライアントA社 Microsoft広告初期設定
昼休憩
クライアントB社 Microsoft広告修正対応
Google・Yahoo広告の最新情報収集
クライアントE社 広告改善
クライアントF社 広告改善
広告運用タスクの整理
日報作成・明日のスケジュール把握
細かい作業をマルチタスクで処理する能力が求められます。
Webマーケターになるメリット
Webマーケターになるメリットは下記4点です。
- 他の業界に比べて平均年収が高い
- 最新のITスキルを身につけられる
- マーケティングスキルを身につければ副業・独立が可能
- 時間と場所に縛られない働き方が可能
Webマーケティング未経験者のハードルは高いものの、多くのメリットが期待できます。
未経験からWebマーケティング業界に転職したいあなたは、下記の記事も参考にしてくださいね。
未経験からWebマーケターになるには【現役Webマーケターがロードマップを徹底解説】
未経験からWebマーケターになるには
未経験からWebマーケターになるには、下記の3点が重要です。
- 基礎知識の習得
- 実践経験
- 転職活動
「多少費用はかかってもいいから、着実にWebマーケターになりたい」
という人は、Webマーケティングスクールに入るのが最も効率的です。
未経験者向けのWebマーケティング講座を用意しているスクールも多いので、おすすめです。
独学でマーケティングの勉強をするのも手ですが、効率性を重視するならWebマーケティングスクールに軍配が上がります。
未経験者におすすめのWebマーケティングスクール3選
ワタリおすすめのWebマーケティングスクールは下記3校です。
(クリックで公式サイトへ移動)
マケキャン
チェックポイント | 詳細 |
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おすすめ講座 | 転職コース |
受講期間 | 3ヶ月 |
入会金(税別) | 30,000円 |
受講料(税別) | 一括:300,000円 |
転職支援 | 〇 |
副業支援 | × |
返金保証 | あり (転職できなければ受講料の半額返金 ) 20日間全額返金保証(クーリングオフ制度の適用) |
習得可能スキル | ・広告運用基礎知識 ・プランニング手法習得 ・広告プランニングワーク |
授業形態 | オンライン授業 |
\ 無料カウンセリングを受けてみる /
ワナビーアカデミー
チェックポイント | 詳細 |
---|---|
おすすめ講座 | Webマーケティングコース |
受講期間 | 基礎学習:3ヶ月 基礎学習:3ヶ月 卒業課題と クライアントワーク:3.5ヶ月 +4カ月のサポート期間 |
入会金(税別) | 60,000円 |
受講料(税別) | 一般:270,000円 学生:210,000円 |
転職支援 | 〇 |
副業支援 | 〇 |
返金保証 | あり 初回授業の翌日までの申請に限り、 授業料を全額返金。 |
習得可能スキル | ・マーケティング思考 ・WEBサイト分析 ・ 広告運用 |
授業形態 | 集団講義(オンライン/通学) 個別補講(オンライン) |
\ 無料オンライン説明会に参加する /
デジプロ
チェックポイント | 詳細 |
---|---|
おすすめ講座 | 転職コース |
受講期間 | 4ヶ月+転職支援機関 |
入会金(税別) | 30,000円 |
受講料(税別) | 通学およびオンライン集団学習:300,000円 マンツーマン学習:350,000円 学生プラン:250,000円 |
転職支援 | 〇 |
副業支援 | × |
返金保証 | なし |
習得可能スキル | ・データ分析方法 ・WEB媒体知識 ・WEB広告入稿方法 など |
授業形態 | 通学またはオンライン授業 |
\ 無料説明会に参加する /
気になるスクールがあったら、まずは無料相談会に参加してみましょう!
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後にまとめです。
Webマーケターに向いている人の特徴は下記の7つです。
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Webマーケターに向いていない人の特徴は下記の7つです。
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この記事を参考にして、Webマーケターを目指してくださいね!
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