「Webマーケターを目指しているけれど、自分に適性があるか分からない」
あなたはそんな悩みを抱えていませんか。
まず結論からお伝えすると、Webマーケターにとって最も重要な能力は「論理的思考力」です。
この記事では現役Webマーケターのワタリが、Webマーケターに向いている人・向いていない人の7つの特徴を詳しく解説しています。
記事の最後には未経験からWebマーケターになる方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
![ワタリ/Webマーケター](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/07/キリッとした表情_納品用_0510-2.png)
<プロフィール>
- 職歴18年の現役WEBマーケター
- 総合広告代理店→ネット専業代理店→WEBマーケティング会社を渡り歩く
- WEBサイト構築・WEB広告・DSP・SEO・などデジタルマーケティング全般の経験豊富
Webマーケターに向いている人の特徴7選
Webマーケターに向いてる人の特徴は下記7点になります。
(クリックで該当記事へリンク)
Webマーケーターは、7つの特徴すべてを持っていればベストです。
とはいえ、最初から全ての特徴を持っている人は多くありません。
Webマーケター初心者はまず、「論理的思考力」を身に付けることが重要です。
1.論理的思考ができる人
![論理的思考ができる人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/論理的.png)
![論理的思考ができる人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/論理的.png)
![論理的思考ができる人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/論理的.png)
Webマーケティングの世界では、成果状況が全て数字で可視化されます。
そのためWebマーケターは、数字を元にした論理的な提案を行います。
具体的な例を見てみましょう。
![数字を元にした論理的な提案](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/論理的な思考をベースにした提案-1024x538.png)
![数字を元にした論理的な提案](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/論理的な思考をベースにした提案-1024x538.png)
![数字を元にした論理的な提案](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/論理的な思考をベースにした提案-1024x538.png)
このように、Webマーケティングの世界では数字を使った、論理的思考が常に求められます。
2.数字を扱うことが好きな人
![数字を扱うことが好きな人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/数学-1024x538.jpg)
![数字を扱うことが好きな人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/数学-1024x538.jpg)
![数字を扱うことが好きな人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/数学-1024x538.jpg)
論理的思考ともつながりますが、数字を扱うことが好きな人も、Webマーケターに向いています。
Webマーケティングの世界には実に様々な指標があります。
基礎的な指標だけでも4種類あります。
- PV(ページビュー)数::訪問者が広告やWebページを見た回数
- クリック数:Web広告などを見たユーザーが実際にクリックした数
- セッション数:自然検索やWeb広告経由などで、サイトに訪れた回数
- CV(コンバージョン)数:Webサイトで購入などの成果が発生した件数
上記以外にも、ユニークユーザー数・離脱率・直帰率・平均滞在時間・CVR・CPA・ROASなど、 様々な指標が存在しています。
数字が苦手な人にとっては悪夢のような世界ですが、数字を扱うことが好きな人にとっては 魅力的な世界です。
3.最新ITテクノロジーに興味がある人
![最新ITテクノロジーに興味がある人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/ITテクノロジー-1024x538.jpg)
![最新ITテクノロジーに興味がある人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/ITテクノロジー-1024x538.jpg)
![最新ITテクノロジーに興味がある人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/ITテクノロジー-1024x538.jpg)
Webマーケティング業界は、最新ITテクノロジーと密接に関わっています。
最新ITテクノロジーを使ったマーケティング手法や、広告メニューの進化は驚異的です。
参考までに、1990年から2021年までのWebマーケティングテクノロジーをまとめてみました。
年代 | テクノロジー |
---|---|
1990年頃 | バナー広告・メール広告が登場 |
2000年頃 | リスティング広告・アドネットワーク広告が登場 |
2005年頃 | 行動ターゲティング広告が登場 |
2007年頃 | Google広告で機械学習による広告の自動入札が開始される |
2011年頃 | オーディエンスターゲティング広告が登場 |
2011年頃 | DSP(Demand SidePlatform)を使った広告配信手法が登場 |
2012年頃 | DMP(Data Management Platform)を使ったマーケティング手法が登場 |
2014年頃 | MA(Marketing Automation)を使ったマーケティング手法が登場 |
2021年頃 | Google広告でAIテクノロジーを活用した運用商品がリリースされる |
ここ数年は生成AIを活用したWebマーケティング手法も、注目されています。
最新ITテクノロジーに興味があり、業務でも積極的に活用したい人は、Webマーケターに 向いています。
4.常に学び続けられる人
![常に学び続けられる人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/学び-1024x538.jpg)
![常に学び続けられる人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/学び-1024x538.jpg)
![常に学び続けられる人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/学び-1024x538.jpg)
Webマーケターは学ぶことをやめた時点で、試合終了です。
なぜなら、Webマーケティング業界は常に進化しているからです。
進化のスピードに追いつくためには、最新のWebマーケティング手法を学び続けるしかありません。
デキるWebマーケターは激務の中でも、書籍・Webマーケティングサイト・ウェビナーなどで、 常に最新のWebマーケティング手法を学んでいます。
学ぶだけではなく業務や提案にも取り入れて、自分のスキル・ノウハウとして蓄積しています。
常に学び続けることができる人は、Webマーケターに向いています。
5.地道な作業が苦にならない人
![地道な作業が苦にならない人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/地道-1024x538.jpg)
![地道な作業が苦にならない人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/地道-1024x538.jpg)
![地道な作業が苦にならない人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/地道-1024x538.jpg)
Webマーケターはカッコいいイメージがありますが、実際は地味で泥臭いのが現状です。
- 朝はスタバに寄ってから、コーヒーの香りとともに出社
- 昼はイケてる同僚とおしゃれなレストランで、ミーティングも兼ねたランチ
- 夜は夜景の見えるホテルで、大成功したマーケティングプロジェクトの祝勝会
こんなイメージはドラマか映画だけの世界なので、忘れましょう。
基本的にWebマーケターは社内でのPC作業がほとんです。
- 朝イチからGoogleアナリティクスの画面とにらめっこして、Webサイト分析
- 明日に迫ったクライアントとの定例会資料をひたすら作成
- 担当クライアント10社の広告運用を、1日中対応
実体に近いのはこちらのイメージです。
地道なPC作業が苦にならない人は、Webマーケターに向いています。
6.コミュニケーション能力が高い人
![コミュニケーション能力が高い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/コミュニケーション-1024x538.jpg)
![コミュニケーション能力が高い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/コミュニケーション-1024x538.jpg)
![コミュニケーション能力が高い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/コミュニケーション-1024x538.jpg)
Webマーケターにとって、コミュニケーション能力は重要な資質です。
なぜなら、Webマーケティングは、個人戦ではなくチーム戦だからです。
チーム戦はメンバーとのコミュニケーションで勝敗が決まります。
参考までにワタリの所属するWebマーケティング会社の場合で説明しましょう。
- 営業チーム:新規クライアント開拓や、Webマーケティングプランの提案
- Webコンサルタントチーム:受注した案件のコンサルティングや、Webマーケティング施策の実施、改善
- Web広告運用チーム:クライアントの広告出稿管理、予算管理、レポート作成
- Web制作チーム:クライアントのバナー広告や、Webサイトの制作
- 外部パートナー:Webページのデザイナー、コラム執筆をするWebライター、ツールベンダーとの連携
小さな案件でも最低5~6人は関わるので、コミュニケーション能力が高い人は、Webマーケターに向いています。
7.自分より年下の上司でも気にしない人
![自分より年下の上司でも気にしない人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/年下上司-1024x538.jpg)
![自分より年下の上司でも気にしない人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/年下上司-1024x538.jpg)
![自分より年下の上司でも気にしない人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/年下上司-1024x538.jpg)
Webマーケティング業界は、実力があれば若手でも役職者になれます。
20代のマネージャー、30代の部長も珍しくありません。
30代でWebマーケティング業界に転職したら、上司が20代だった。ということもあり得ます。
「自分より年下の上司でも全く気にしない」という人は、Webマーケターに向いています。
ちなみにワタリの所属しているWebマーケティング会社は、ワタリが最年長です。 年下の上司も多いですが、フラットな会社なので毎日楽しく働いています。
Webマーケターに向いている人の特徴7選 まとめ
![Webマーケターに向いている人の特徴7選](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/53-1024x538.png)
![Webマーケターに向いている人の特徴7選](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/53-1024x538.png)
![Webマーケターに向いている人の特徴7選](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/53-1024x538.png)
Webマーケターに向いていない人の特徴7選
Webマーケターに向いていない人の特徴は下記7点になります。
(クリックで記事へリンク)
1~2点は許容範囲ですが、7点全てに当てはまる人は、Webマーケターになるのは厳しいです。
1.変化を嫌う安定志向の人
![変化を嫌う安定志向の人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/変化嫌い-1024x538.jpg)
![変化を嫌う安定志向の人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/変化嫌い-1024x538.jpg)
![変化を嫌う安定志向の人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/変化嫌い-1024x538.jpg)
Webマーケティング業界は常に変化しているといっても、過言ではありません。
なぜなら、常に最新のITテクノロジーを活用した、Webマーケティング手法が登場しているからです。
はっきり言って、変化を嫌う人にとっては、Webマーケティング業界は向いていません。
毎日決まりきった手順で、型にはまった業務が好きな人は、意識を変える必要があります。
2.最新ITテクノロジーに興味が無い人
![最新ITテクノロジーに興味が無い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/地道嫌い-1024x538.jpg)
![最新ITテクノロジーに興味が無い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/地道嫌い-1024x538.jpg)
![最新ITテクノロジーに興味が無い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/地道嫌い-1024x538.jpg)
Webマーケティング業界はITテクノロジーの進化とともに、発展してきました。
そのため、最新ITテクノロジーをマーケティングに取り入れることは宿命といっても、過言ではありません。
当然Webマーケターも、最新のWebマーケティング手法を学習し・提案する必要があります。
「私はどうも最近のIT技術に疎くて困ります」なんて言っている人は、Webマーケティング業界には向いていません。
3.数字を扱うことが苦手な人
![数字を扱うことが苦手な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/66-1024x538.jpg)
![数字を扱うことが苦手な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/66-1024x538.jpg)
![数字を扱うことが苦手な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/66-1024x538.jpg)
Webマーケティングの世界では、成果状況が全て数字で可視化されます。
Webマーケターは数字で考え、数字で報告し、数字で改善提案を行う必要があります。
つまりWebマーケターの共通言語は、数字です。
そのため数字を扱うことが苦手な人は、Webマーケターに向いていません。
4.地道な作業が苦手な人
![地道な作業が苦手な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/ストレス耐性低い-1024x538.jpg)
![地道な作業が苦手な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/ストレス耐性低い-1024x538.jpg)
![地道な作業が苦手な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/ストレス耐性低い-1024x538.jpg)
Webマーケターはカッコいいイメージがあるかもしれませんが、はっきり言って地味です。
- 1日中パソコンに向かって作業をするのは耐えられない。
- 外出してお客さんと話がしたい、接客がしたい。
- たくさんの聴衆の前で派手なプレゼンテーションをしたい
このような人は、Webマーケターには向いていません。
Webマーケティングは事前の準備や、実施した後の効果検証など、長期間に渡ることが多いです。
長いプロジェクトだと、1年以上の取り組みになることも珍しくありません。
そのため、地道な作業を長期間実行できる、忍耐強さが重要になります。
5.当事者意識の低い人
![当事者意識の低い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/当事者意識低い-1024x538.jpg)
![当事者意識の低い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/当事者意識低い-1024x538.jpg)
![当事者意識の低い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/当事者意識低い-1024x538.jpg)
Webマーケターは、クライアントのビジネスを成功に導く、重要なミッションを持っています。
Webマーケターの提案したプランが、クライアントの業績を左右することも少なくありません。
そのためWebマーケターは、クライアント企業と同じ社員であるかのような、当事者意識が重要になります。
「代理でWebマーケティングを担当している」という感覚で仕事をしていると、必ず失敗します。
逆に「Webマーケティングを成功させて、お客さんを社内で出世させよう!」という意識の高いWebマーケターは成功します。
6.こだわりが強い職人的な人
![こだわりが強い職人的な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/こだわり強い-1024x538.jpg)
![こだわりが強い職人的な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/こだわり強い-1024x538.jpg)
![こだわりが強い職人的な人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/こだわり強い-1024x538.jpg)
企業に所属しているWebマーケターは、個人ではなくチームとして業務を行います。
具体的なチームとしては、営業チーム・広告運用チーム・Web制作チーム・外部SEOライターなどです。
立場や役職も異なる多くメンバーと仕事をするので、こだわりが強い職人的な人は向いていません。
なぜならこだわりが強い人は、仕事をひとりで抱え込んでしまう傾向が強く、最終的にクライアントに迷惑をかけてしまうからです。
7.ストレス耐性が低い人
![ストレス耐性が低い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/70-1024x538.jpg)
![ストレス耐性が低い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/70-1024x538.jpg)
![ストレス耐性が低い人](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/70-1024x538.jpg)
Webマーケティングの世界では、成果状況が全て数字で可視化されます。
Webマーケターがクライアントに提案したプランは、良くても悪くても報告する義務があります。
成果が悪かった時にクライアントに報告する際は、かなりのストレスを感じます。
成果が良かった時はストレスがありませんが、「もっと成果を上げて欲しい」とクライアントから希望されることも多く、最終的にはストレスとうまく付き合うしかありません。
ある程度慣れてくる面も多いですが、クライアントのプレッシャーに弱い人は、Webマーケターには向いていません。
Webマーケターに向いていない人の特徴7選 まとめ
![Webマーケターに向いていない人の特徴7選](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/54-1024x538.png)
![Webマーケターに向いていない人の特徴7選](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/54-1024x538.png)
![Webマーケターに向いていない人の特徴7選](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/54-1024x538.png)
未経験からWebマーケターになるには
![未経験からWebマーケターになるには](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/71-1024x538.jpg)
![未経験からWebマーケターになるには](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/71-1024x538.jpg)
![未経験からWebマーケターになるには](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/08/71-1024x538.jpg)
未経験からWebマーケターになるには、下記の3点が重要です。
- 基礎知識の習得
- 実践経験
- 転職活動
Webマーケターになるための3つのポイントについては、別記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
未経験からWebマーケターになるには【現役Webマーケターがロードマップを徹底解説】
「多少費用はかかってもいいから、効率的にWebマーケターになりたい」
という人は、Webマーケティングスクールに入るのが最も効率的です。
![](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/07/笑顔_納品用_0510-1-150x150.png)
![](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/07/笑顔_納品用_0510-1-150x150.png)
![](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/07/笑顔_納品用_0510-1-150x150.png)
![](http://marketershift.com/wp-content/uploads/2023/07/笑顔_納品用_0510-1-150x150.png)
ワタリおすすめのWebマーケティングスクールは下記3校です。
(クリックで公式サイトへ移動)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を参考にしていただけると、ありがたいです。
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