「独学でWebマーケティングを身につけて転職したいけれど、可能だろうか」
あなたにはそんな悩みはありませんか。
実はこの記事を読むことで、独学でもWebマーケティング業界へ転職できることが分かります。
私も同じ悩みを抱えていましたが、独学でWebマーケティング会社へ転職することができました。
この記事では独学でWebマーケティング業界へ転職するための具体的な方法を解説しています。
ぜひ最後まで読んで、あなたの転職活動の成功に活かしてくださいね。
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
<プロフィール>
- 職歴18年の現役WEBマーケター
- 総合広告代理店→ネット専業代理店→WEBマーケティング会社を渡り歩く
- WEBサイト構築・WEB広告・DSP・SEO・などデジタルマーケティング全般の経験豊富
独学でもWebマーケティング業界への転職は可能です
結論から言うと、独学でもWebマーケティング業界への転職は可能です。
理由は下記3点です。
- Webマーケティング業界は成長性が高いから
- Webマーケティング業界は人材不足だから
- 独学でWebマーケティングを身につけた筆者も転職できたから
では詳しく見ていきましょう。
1.Webマーケティング業界は成長性が高いから
Webマーケティング業界は、年々成長している数少ない産業のひとつです。
独学でもWebマーケティング基礎知識・スキルがあれば転職できる可能性は十分にあります。
Webマーケティング業界の中でも、インターネット広告分野の成長率は顕著です。
下記のグラフは2018年以降のインターネット広告媒体の推移になります。
コロナ禍のピークだった2022年でも、対前年比115.0%の伸びを見せています。
2024年は対前年比108.4%の伸びが予想されており、今後の成長に目が離せません。
2.Webマーケティング業界は人材不足だから
Webマーケティング業界は成長性が高いものの、慢性的に人材が不足しています。
下記のデータは、マーケティング専門Webメディア「Agenda note」が2020年5月に実施した調査データの一部です。
「マーケティング人材が足りているか」という質問に対して、75%超の企業が「足りていない」と回答しています。
理由としてはWebマーケティング経験者は絶対数が少なく、希少価値が高いからです。
Webマーケティング未経験者でも、適性があれば採用したいというのが、Webマーケティング会社のホンネです。
転職エージェントのdodaでWebマーケティング未経験者でも応募可能な求人数は、291件※存在しました。
※2013年12月現在
ワタリの所属するWebマーケティング会社でも未経験者を多数採用しています。
3.独学でWebマーケティングを身につけた筆者も転職できたから
この記事を執筆しているワタリもWebマーケティング未経験者でしたが、Webマーケティング会社へ転職することができました。
Webマーケティングの基礎知識は書籍を中心に独学で身につけました。
Webマーケティング経験者に比べると不利な面もありましたが、前職の経験や実績をアピールすることが功を奏しましたね。
実際に入社してみると、Webマーケティング未経験者も一定数いることが分かりました。
経験が無かったため苦労することも多かったですが、1年経つ頃にはすっかり慣れていましたね。
独学でWebマーケティングを身につけたら、積極的に転職活動をすることをおすすめします。
Webマーケティングの独学方法
Webマーケティングを独学する代表的な方法は下記4つです。
- 書籍で学ぶ
- オンライン動画学習サービスで学ぶ
- ブログ運営をしながら学ぶ
- クラウドソーシングで案件を受注しながら学ぶ
では詳しく見ていきましょう。
1.書籍で学ぶ
Webマーケティングを独学で身につけるのに、手っ取り早いのは書籍になります。
なぜなら1,000円前後でWebマーケティングの基礎を学べるからです。
しかも現役のWebマーケターなどの専門家が執筆しているため、信頼性が高いのも特徴です。
おすすめの書籍は下記3冊になります。
マンガでわかるWebマーケティング Webマーケッター瞳の挑戦!
サクッとわかる ビジネス教養マーケティング
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲
上記以外のおすすめ書籍について知りたいあなたは、下記の記事も参考にしてくださいね。
おすすめWebマーケティング本ランキング 25選 現役Webマーケターが徹底レヴュー
2.オンライン動画学習サービスで学ぶ
「書籍は苦手なので動画でWebマーケティングを学びたい」
そんな人には、オンライン動画学習サービスをおすすめします。
無料で学べるサービスが多いので、インターネット環境があれば、お金をかけずにWebマーケティングを学ぶことが可能です。
おすすめのオンライン動画学習サービスは下記の3つです。
GoogleDigitalWorkshop(デジタルワークショップ)
- Googleが無料で公開しているデジタルマーケティング学習ツール
- 動画で学習するため初心者でも取り組みやすい
- コース受講後に最終試験に合格することで認定証を取得可能
GoogleDigitalWorkshopは指定されたコースを修了すると、認定書を取得することが可能です。
履歴書に自分のスキルをアピールすることができるので、積極的に活用してみましょう。
Googleアナリティクスアカデミー
- Googleが無料で提供しているGoogleアナリティクスの学習ツール
- Googleアナリティクスの初心者から上級者まで学ぶことが可能
- Googleタグマネージャーについても学ぶことができる
ferret Webマーケティング講座
- ferretのWebマーケティング学習コンテンツ
- Webマーケティングの基礎を体系的に学ぶことが可能
- BtoB向けコース、BtoC向けコース、EC向けコースの3つで構成されている
3.ブログ運営をしながら学ぶ
独学でWebマーケティングの基礎を身につけることはできますが、実践力を身につけるのは難しいのが現状です。
なぜならインプットが中心だからです。
その点ブログ運営はアウトプットが中心なので、実践力を身につけたい人におすすめします。
ブログ運営をすると下記の実践スキルが身につきます。
ブログ運営で身につく実践スキル
- サーバ・ドメイン設定
- Webサイト設計
- Webサイトデザイン
- Webライティング
- SEOライティング
- SEOキーワード設定
- Webサイトアクセス解析・改善
上記のスキルは副業や独立をする際にも役立つんですよね。
難易度は高いですが、早い段階でトライするとWebマーケティングの実践力が磨かれます。
4.クラウドソーシングサービスで案件を受注しながら学ぶ
書籍やオンライン動画学習サービスで基礎が身についたら、実際にWebマーケティング案件を受注してみるのもおすすめです。
「Webマーケティング未経験者がWebマーケティング案件を受注できるの?」
と心配するかもしれませんが、あなたが思っているほどハードルは高くありません。
というのも、クラウドソーシングサービスでは、未経験者でも応募できる案件が多いからです。
以上が独学でWebマーケティングを身につける方法ですが、もっと詳しく知りたいあなたは下記の記事も参考にしてくださいね。
Webマーケティングは独学可能?【現役Webマーケターが教える5つの方法】
明日から実践できる独学方法が満載です
独学はコストを抑えられるが継続するハードルは高い
Webマーケティングを独学するとコストは抑えられますが、ハードルは高いのが現実です。
独学のハードルが高い理由は下記4つになります。
- 挫折しやすいから
- Webマーケティングの実践力は身につけるのが難しいから
- 疑問点があっても自己解決しないといけないから
- Webマーケティングを体系的に学ぶことが難しいから
では詳しく見ていきましょう。
1.挫折しやすいから
独学の最大のデメリットは挫折しやすい点です。
世の中には独学を阻止する誘惑にあふれています。
同僚との飲み会、気になるインフルエンサーのSNS、週末に計画しているレジャー、彼女とのデートの約束。
独学でWebマーケティングを身につけるには、誘惑に負けない強い意志が求められます。
1年くらいはプライベートを犠牲にするくらいの覚悟を決めましょう。
2.Webマーケティングの実践力は身につけるのが難しいから
独学でWebマーケティングの基礎を身につけるのは可能ですが、実践力までは難しいのが現状です。
なぜなら、書籍や動画学習サイトでの独学はインプット中心だからです。
ブログサイト運用は実践力が身につくのでおすすめですが、それなりにハードルが高いという点は覚悟しておきましょう。
独学で実践力を身につけるには、時間はかかりますが地道に継続するしかありません。
3.疑問点があっても自己解決しないといけないから
独学でいちばん困るのは、疑問点が発生しても自己解決しなければならない点です。
GoogleやSNSで回答が見つかる場合もありますが、効率が悪いのは否めません。
独学でWebマーケティングを身につけるためには、効率の悪さは目をつぶるしかありません。
Webマーケティング会社に転職できた場合は、研修などで疑問点を解決するのが良いでしょう。
4.Webマーケティングを体系的に学ぶことが難しいから
Webマーケティングは範囲が広いため、独学ではカバーできない場合があります。
なぜならWebマーケティングは大まかに分類しても下記の7分野があるからです。
- SEO
- Web広告
- SNS広告
- 動画広告
- Webサイト運用
- オウンドメディア運用
- メールマーケティング
書籍でもこれらの分野を学ぶことは可能ですが、基礎的な部分が多くなっているのが現状です。
基礎知識を身につけるだけでも、最低10冊以上の書籍を読む必要があります。
独学が難しい人はWebマーケティングスクールがおすすめ
独学でWebマーケティングを身につけることは可能ですが、ハードルが高いのも現実です。
30万円程度の受講料を払っても、効率的にWebマーケティングを身につけたいあなたは、Webマーケティングスクールをおすすめします。
Webマーケティングスクールをおすすめする理由は、下記4点です。
- 効率的にWebマーケティングの基礎・実践力が身につくから
- 学習サポートが充実しているから
- 現役Webマーケターから直接指導を受けられるから
- 転職保障をしているWebマーケティングスクールもあるから
では詳しく見ていきましょう。
1.効率的にWebマーケティングの基礎・実践力が身につくから
Webマーケティングスクールに入る最大のメリットは、効率的に学習できる点です。
Webマーケティング初心者でも分かりやすいカリキュラムが組まれており、ステップアップ形式で基礎力を身につけることが可能です。
オンライン講義以外にも、自己学習用の動画コンテンツが充実しているスクールも多くなっています。
多くのWebマーケティングスクールでは、実在するクライアントのWebマーケティングを実践する場も用意されています。
独学では難しい実践力を身につけられるのも、Webマーケティングスクールならではの特徴です。
2.学習サポートが充実しているから
Webマーケティングスクールの特徴は、サポートが充実している点です。
具体的には入学前の無料コンサルティングや質問し放題のチャットサービス、卒業後の学習サポートなどが当てはまります。
独学だと挫折しやすいポイントを全てカバーしてくれるのが、Webマーケティングスクールです。
伴走支援が必要な人はWebマーケティングスクールも検討してみましょう。
3.現役Webマーケターから直接指導を受けられるから
Webマーケティングスクールで現役Webマーケターに、直接指導してもらえるのは大きなメリットです。
なぜなら、Webマーケティング業界の最新手法や成功事例を学ぶことができるからです。
書籍や動画学習サイトでもWebマーケティングを学ぶことは可能ですが、情報が古い場合もあります。
Webマーケティング業界は移り変わりが激しいため、最新マーケティング手法を常にインプットしておくことは重要です。
4.転職保証をしているWebマーケティングスクールもあるから
数は少ないですが、Webマーケティング業界の転職保証をしているスクールも存在します。
どうしてもWebマーケティング業界に転職したい人には、おすすめです。
厳選されたキャリアコンサルタントのサポートや、提携している転職エージェントからの案件紹介など、強力なバックアップが期待できます。
とはいえ100%転職を保証しているケースは少なく、転職できなかった場合は授業料の一部返金などで対応しているケースもあります。
転職保証条件については、事前に条件を確認しておくことが重要です。
おすすめWebマーケティングスクール3選
おすすめのWebマーケティングスクールは下記の3校です。
他のWebマーケティングスクールについても知りたいあなたは、下記の記事も参考にしてくださいね。
Webマーケティングスクールおすすめ15選【現役Webマーケターが厳選】
そもそもWebマーケティングとは
Webマーケティングについて学ぶ前に、Webマーケティングとは何か確認しておきましょう。
結論から言うと、Webマーケティングとは、見込みユーザーをWebサイトに集客し、商品やサービス購入につなげるためのマーケティング活動のことです。
Webマーケターの仕事内容
Webマーケターの仕事内容についても事前に理解しておきましょう。
Webマーケターと言っても、所属する企業や部署によって役割が変わります。
下記にWebマーケターの職種と仕事内容をまとめたので、参考にしてください。
種別 | 主な仕事 | 所属部署や所属会社の例 |
①メーカー・事業会社のWebマーケター | リアル事業を主とするメーカーや、サービス業などの企業でWebマーケティングを担当する。 | 宣伝・広告・営業・販促・広報などの部署。Webを活用している部署は全て該当。 Webサイトの統括担当者から、ECサイトの担当、ネット広告出稿担当など実に多様。 |
②ネット専業事業会社の Webマーケター | 主に個人向けのオンライン事業サービスを提供する。 | Google、Amazon、Yahoo!やオンラインゲームを展開するDeNAなど多数。 |
③広告代理店・コンサルタント会社のWebマーケター | 主に①の企業に対してコンサルティングや企画提供業務を行う。 | 広告代理店、Webマーケティングコンサルティング会社など。電通・博報堂などの従来の広告代理店のネット担当者。サイバーエージェント、オプトなどのネット系広告代理店営業など。 |
④ソリューション提供会社の Webマーケター | 主に①、②の企業に対して、ツールや仕組みを提供する。3と提携することが多い。 | Web接客ツール、マーケティングオートメーション、メール配信システム、デジタルサイネージなどを提供している企業の企画開発者や営業、コンサルタント。 |
『マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦!』を参考に作成
Webマーケターと言えば、③の広告代理店・コンサルタント会社のWebマーケターを指すことが多くなっています。
Webマーケティング業界への転職方法
Webマーケティングの基礎と実践力を身につけたら、いよいよ転職活動です。
転職活動は大きく下記のステップで進めることが一般的です。
まずは転職エージェントに登録しましょう。
応募から入社までのステップは下記の7ステップです。
おすすめ転職エージェント
おすすめの転職エージェントは下記3社です。
- リクルートエージェント(非公開求人件数が多数)
- マイナビエージェント(転職サポート体制が万全)
- マスメディアン(マーケティング・クリエイティブ職種に特化)
上記以外の転職エージェントについて知りたいあなたは、下記の記事も参考にしてくださいね!
Webマーケター志望者おすすめ転職エージェント【厳選12社】 転職成功者が実体験をもとに徹底解説
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
最後にまとめです。
独学でもWebマーケティング業界に転職できる理由は、下記の3つです。
- Webマーケティング業界は成長性が高いから
- Webマーケティング業界は人材不足だから
- 独学でWebマーケティングを身につけた筆者も転職できたから
Webマーケティングを独学する代表的な方法は、下記4点です。
- 書籍で学ぶ
- オンライン動画学習サービスで学ぶ
- ブログ運営をしながら学ぶ
- クラウドソーシングで案件を受注しながら学ぶ
独学の参考にしてくださいね!
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